4ステップでわかる親御さんのためのお子さんの就労支援ガイドです。
ステップ1 就労継続支援A型・B型・就労移行の違いと、最初の相談先の選び方
ステップ2 就労支援は親だけで相談OK 初回相談で聞かれること・準備チェックリスト
ステップ3 就労継続支援B型の選び方 見学で確認しておくと安心な10のポイント
ステップ4 相談先で迷わないために 親子で使える“伝え方のヒント”と支援のつなげ方
※本記事は主に、利用を検討するご家族(保護者)の方向けに書いています。
ご本人が読んでも負担にならないよう、「急がない」「責めない」を前提にまとめています。
事業所選びでいちばん大切なのは「相性」です
就労継続支援B型は、良い悪いではなく、
その人に合う環境かどうか がとても大切になります。
支援の進め方や雰囲気、作業内容は事業所ごとに違います。
もし合わなかったとしても、それは失敗ではありません。
場所との相性が少し違っただけ ということもよくあります。見学は「選ぶため」だけでなく、
安心して通えそうかを確かめる時間 と考えて大丈夫です。
この記事では、 A型・就労移行との違いもやさしく解説します。
見学で確認しておくと安心な10のポイント(親御さん向け)
全部を覚えなくても大丈夫です。
気になったところだけでも見ておくと、後から迷いにくくなります。
① 欠席したときの対応
- 休んだことを責めない雰囲気があるか
- 休んだ後も戻りやすい工夫があるか
② 通所の始め方
- 週1回や短時間から始められるか
- いきなり負荷を上げない進め方か
③ 支援員さんの声かけ
- 焦らせるような声かけをしていないか
- 説明が具体的でわかりやすいか
④ 作業の進め方
- 作業工程が細かく分かれているか
- 「できる部分」から始められるか
⑤ 作業環境
- 音やにおい、人の多さは負担にならなさそうか
- 落ち着ける場所や休憩スペースがあるか
⑥ 人間関係のトラブル対応
- 困りごとが起きたとき、職員が間に入る体制があるか
- 事業所内のルールがわかりやすいか
⑦ 目標の考え方
- 「早く就職」だけを目標にしていないか
- 小さなステップを大切にしているか
⑧ 通いやすさ
- 送迎の有無や交通手段は無理がないか
⑨ 家族との連携
- 親への共有や面談の機会があるか
- 困ったときに相談できる窓口があるか
⑩ 次のステップへの考え方
- A型や就労移行などへの移行実績はあるか
- 本人のペースに合わせて相談できる雰囲気か
A型・就労移行と迷ったときの考え方
どれが正解かを最初に決めなくても大丈夫です。
今の状態に合っているかどうかを目安に考えてみてください。
- 通所が安定してきたら → A型 を検討する方もいます
- 一般就労を目指したい気持ちがあり、準備が進んできたら → 就労移行支援
- 生活リズムが崩れやすい、通所がまだ不安定 → まずは B型からゆっくり
続けられる形が見えてくると、選べる道も自然に増えていきます。
親御さんが聞いてよい質問・控えめにした方がよい質問
聞いておくと安心なこと
- 欠席が続いた場合のサポート
- 作業の配慮や調整の方法
- 困ったときの相談体制
タイミングや聞き方を工夫したいこと
- 「就職できますか?」と結果だけを急ぐ聞き方
- 「いつまでに一般就労?」と期限を区切る質問
就職は大切な目標のひとつですが、まずは安心して通えるかどうかを一緒に確認する時間と考えて大丈夫です。
見学は「見極め」ではなく「安心探し」
完璧に判断しようとしなくても大丈夫です。
「ここなら少し安心できそう」と感じられるかどうかが、いちばんの目安になります。
迷ったときは、複数の事業所を見て比べてみても構いません。
合う場所は、探していく中で見つかることも多いです。
ご家族だけでの見学や相談も珍しくありません。
不安なことがあれば、いつでもご相談ください。
